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“備える・気づく・守る”の三位一体の熱中症対策

2026/04/27

“備える・気づく・守る”の三位一体の熱中症対策
2026年5月からバディ制度・救命講習・かき氷機など導入
根性論の各自の自己管理から、組織で現場の命を守る仕組みづくり

 

総合建設業を中核に、鉄骨・住宅・不動産・農業など幅広く事業を展開し、「快適生活創造企業」として地域基盤を支える三和鉄構建設株式会社(本社:広島県尾道市、代表取締役:中島裕一朗)は、これまでの取り組みに加え、2026年5月から順次、屋外作業や高温環境下での業務が多い建設事業部および鉄構事業部の従業員全76名に対して、熱中症対策として、“バディ制度”の導入、“救命救急講習”(熱中症の応急処置含む)、“かき氷機”の設置、“スポーツドリンクタブレット”の配布といった新たな取り組みを開始します。

 

“備える”ための環境整備
厚生労働省によると、熱中症は「高温環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもることによって様々な症状がみられる状態」とされており、屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。環境省ではWBGT(暑さ指数)で、「気温」だけでなく人体に影響のある「湿度」「日射・輻射などの熱環境」を複合的に数値化したものを発表しています。
建設現場では、「暑さを感じても我慢してしまう」ことが災害のリスクにつながるため、当社では、気温が上がる5月から、仮設ハウスを設置する建設現場に製氷機とかき氷機を設置し、体温上昇を感じた際に、我慢するのではなく、即座に深部体温を下げる環境を整備します。また、水に溶かすだけで身体に必要な水分と電解質を急速に吸収できるスポーツドリンクタブレットを現場に導入。水分・塩分補給をより手軽に行える体制づくりも行います。「飲まないといけない」ではなく、自然と補給できる仕組みづくりを進めていきます。

  

 

“気づく”を仕組みに バディ制度の導入
熱中症は自覚しにくい症状も多く、「少しだるい」「まだ大丈夫」とそう思っているうちに、気づいた時には重症化していることも少なくありません。そこで、当社では作業者同士で体調を確認しあう“バディ制度”を導入。8時・10時・12時・15時のタイミングでお互いに声を掛け合い、体調チェックを実施することで、これまで自己管理に委ねられていた体調確認を「異変に気付く仕組み」へ進化させました。


熱中症発症時の救命救急訓練で“守る”ための判断力を現場に
万が一、熱中症が発生した場合、重要になるのは初動の速さと正しい判断です。2025年6月1日に施行された改正労働安全衛生規則では、屋内外を問わず暑熱環境で作業を行う労働者に対して、熱中症予防措置の実施が企業に義務付けられました。
当社でも、5月下旬に現場担当者を中心に消防署と連携した救命救急講習を実施し、熱中症発症時の初期対応や応急処置の方法、救急搬送の判断基準などを実践的に学ぶ予定です。単に知識として知っているだけでなく、「いざというときに動ける人材」を育てることを目的とし、現場で働く一人ひとりが、仲間の命を守れる存在になることを目指しています。

 

これまでの取り組み
これまでは、熱中症対策として、建設現場ではウォーターサーバー設置や塩飴を配布を、鉄骨加工を行っている尾道工場では、以下のような取り組みで継続的な環境改善に取り組んできました。

1. スポットクーラーの設置
工場内にはスポットクーラーを20台設置し、休憩スペースを中心に冷却環境を整備しています。また、作業スペースには40台の扇風機も準備し、空気の循環を促進しています。
2. 換気設備の強化
約1万㎡の工場内に換気扇を45台設置し、熱気や粉塵を効率的に排出しています。これにより、作業空間の温度上昇を抑え、より安全な作業環境を実現しています。
3. 空調服・クールネックの使用
空調服・クールネックなどを支給し、現場状況に応じた装備を整え、個々の体温上昇を抑制しています。
4. 自販機の半額対応(会社負担)
6月以降の夏季期間中は、工場内の自動販売機の一部飲料の半額(80円)を会社が負担。水分補給のハードルを下げることで、こまめな水分摂取を促進しています。

 

“安全は会社がつくるもの”
猛暑が当たり前となった今、熱中症対策は個人の努力や意識だけに頼る時代ではありません。「水を飲もう」「無理をしない」といった声かけだけでは、体調の異変に気づけません。また、周囲に遠慮して休めず、「まだ大丈夫」と無理をしてしまうといった人間の心理や現場の空気が働き、自己のリスクを高める要因になります。だからこそ、対策を”個人の責任”にしないで、企業として取り組むことが重要です。
当社では、「すぐに体を冷やせる設備」「仲間同士で異変に気づける制度」「いざという時に判断できる教育」といった、「設備・制度・教育」の3つを組み合わせる三位一体の取り組みを進めています。また、働く人が安心して力を発揮できる環境こそが、結果として品質や生産性の向上にもつながると私たちは考えており、これらを一度導入して終わりにするのではなく、現場の声をもとに改善を繰り返し、より実効性の高いものへと進化させていきます。今後も「快適生活創造企業」として、現場で働くすべての人の命と健康を守ることを最優先に、安全で持続可能な職場環境づくりを推進してまいります。

※参考資料
厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/


■三和鉄構建設株式会社について
三和鉄構建設株式会社は、1949年創業、広島県尾道市に本社を置く総合建設企業です。「仕事を通じ広く社会のお役に立ち、郷土の発展に貢献する」という企業理念のもと、地域社会とともに歩んできました。総合建設業を中核に、鉄骨の製作・施工を一貫して手がける工場を保有。加えて、不動産や住宅の新築・リフォーム・農業など幅広い分野に事業を展開し、「快適生活創造企業」として、暮らしを支える環境づくりに取り組んでいます。確かな技術力と誠実な姿勢を大切に、安全・安心で持続可能な社会基盤の整備に貢献しています。

会社名:三和鉄構建設株式会社
代表取締役社長:中島 裕一朗
住所:広島県尾道市高須町5267
設立:1960年9月30日 (創業 1949年11月14日)
資本金:49,500,000円
従業員数:147名(2026年2月現在)
事業内容:総合建設業、住宅新築・増改築、鉄骨加工、一級建築士事務所、宅地建物取引業、
ガソリンスタンド、農作物の生産・販売
HP:https://www.sanwa-group.info/

 

三和鉄構建設株式会社 広報事務局
担当:新田、中島、西門
Email:press@sanwa-group.info